高齢者介護の身体拘束の根本的問題は家族の崩壊じゃね?
さっきもバンキシャで特集していた、東京都の介護施設で入居者を日常的に拘束していたニュースについて思ったこと。
だいたいみんな介護施設が足りていないとか、もっと高齢者介護施設を増やすために税金を投入すべきとか、介護職員の待遇改善とか言うけどさ、根本はそこじゃないよね?
「家族で面倒見ることができなくなった」ことも考えるべきじゃないの?
高齢で認知症になった家族を自分たちで介護しようと思えない、思わない、介護できない状況も問題だと思うんだけど、違うの??昔は高齢者施設なんてなかったでしょ?家族で面倒見てたからでしょ?
そもそも認知症が増えている原因を考えることも必要だけど、そこはとりあえず置いておいて、昔だってちょっとぼけたおじいちゃんおばあちゃんは普通にいたよね?みんな健康なままぽっくり亡くなるわけじゃないよね?
でも施設にっていうよりは、家族で頑張って面倒見てたんだと思うんだ。家族でっていうのも例えば娘1人だけが必死で介護して介護疲れ介護うつになるような状況じゃなくて、兄弟がたくさんいて交代で面倒見たり、そもそも大家族だったから誰かしら家に面倒見られる人がいたんだと思うんだよね。
家族だけじゃなくて近所付き合いとかもあって、徘徊しちゃっても、おじいちゃん今日も来てるわよ〜みたいに受け入れる余裕がみんなあったんだと思う。
でも今って家族で面倒見ようにも核家族、少子化だから、一人っ子だったりすると高齢の親を1人で面倒見なきゃいけなかったりもするし、そもそも家族のつながりが希薄だったりで親の面倒なんて見たくないとか、仕事が大事っていう人もいると思う。
家族の介護は自分ではせず、老人ホームに預けて、自分は自分の人生を生きて、たまの休みに孫でも連れて遊びに行く・・っていうのがお金に多少余裕がある人のやり方だと思われる。うちの親も私の祖父母をそうしてた・・・。
理想論とかきれいごとって思われちゃうかもしれないけど、本当は家族で一緒に死ぬまで暮らせたら一番いいんじゃないのかな?そしたら高齢者施設を増やす必要もないし。
でもでもでも、そういう「余裕」がみんなないんだよね。その代わりお金の余裕がある人は外部委託!なんだろうけど、お金がない人はそれすらできず、介護疲れで殺人事件とかもあるよね・・・。
本当は家族三世代で同じ敷地に暮らして(家は別でもいいけど、嫁姑問題とか面倒そうだしw)孫の面倒見てもらったり、おじいちゃんおばあちゃんの面倒見たりしてうまく助け合って暮らせたらいいのになぁ。そしたら待機児童の問題だって解決して、子供も増えるんじゃね?単純?笑
なんか介護や育児含む家事はみーんな外部委託っていう流れがある気がするけど、それってどうなの??そんなに主婦(夫)やりたくないのかね〜みんな。。。それとも家事より仕事がしたいのか・・・?